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共同住宅の歴史が長いEC圏ではマンションの管理については管理専門組織があり、営利の追求でなく、「財産価値を保持する」との公益的活動として捉えられています。日本でも今後は、マンションは社会資産であり、長く愛着を持って使うという意識の啓発を行うと同時に、マンションを毎年定期的に診断し、必要な修繕を提案できるような建物維持管理活動をして、良質な社会資本を高め、より良いまちづくりをしていく必要があります。
それに対処するために、正式な認可を得て、特定非営利活動法人として、活動を組織化し、マンション管理組合への支援指導や関連する情報の収集や発信、資料の編集発行を行い、普及啓発のためのイベントやフォーラムを開催等を行う特定非営利活動法人・建物ドクターズ横浜を設立致しました。
平成16年4月8日に建物維持管理の大切さを伝えるNPO法人として神奈川県より認可を受け登記しています。皆様の建物のホームドクターズとしてぜひお役立て下さい。平成17年7月には弊社主催のマンションセミナー「建物を100年維持させる為の知識」を、平成19年9月には「大規模修繕の実際(劣化診断から工事完了まで)」を開催しました。
平成20年4月から横浜市内各区で毎月第1日曜に開かれる横浜マンション管理組合サポートセンター主催の交流会に建築技術者を派遣して、相談に当たっています。
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私たち「NPO法人建物ドクターズ横浜」は財団法人マンション管理センターの【マンション診断等を行うグループ:テクノサポートネット】のグループとして平成13年4月に登録されています。(現在はこのネットは閉鎖されています。)
構成メンバー全てが一級建築士事務所の集合体です。各業務はその内の2社がパートナーを組み対応しますが、全ての業務に対してグループ構成員全てで補完責任体制をとっています。
合理的に業務を進められるようマンションCPDのセミナーに参加したりして、研鑽を積んでいます。
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NPO法人は正式には特定非営利活動法人と言います。特定非営利活動促進法に基づく法人です。都道府県知事の認証を得て設立登記をしています。
@営利を目的としないこと
A社員資格に不当な条件を付けない
B宗教活動や政治活動をしないこと
C暴力団関係者でない事
等が要件です。
尚、事業は@特定非営利活動事業の強化を図る目的でAその他の事業を行う事が出来ます。大規模修繕コンサルタントはAのその他事業になります。
毎年主務官庁に事業報告、会計報告、所属社員の報告を行う事が義務付けられていて、それらは公表されています。弊社は横浜市市民局のホームページに掲載されています。尚、財産も毎年法務局に登記が義務付けされています。
このようにNPOは一般企業とは異なり、常に社会から厳しく監視され、信頼が得られる組織であるように指導されています。
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